肉体労働で筋肉は付くのか！？

こんにちは、パパトレーナーのナオです！

今回は肉体労働で筋肉は付くのか！？というテーマに対し、5年間筋トレを本格的に行い、仕事では肉体労働に従事してきた私の見解を述べたいと思います！

「肉体労働だけど思ってるほど全然筋肉付かねぇぞ？？」なんて思ってる方中にはいますよね？？

興味深い内容になってますので、どうぞ最後までご覧ください！！

筋トレを始めようと考え中の人はすぐに始めましょう！！

「肉体労働と筋トレは両立できるのか！？」

肉体労働では筋肉は付かない！？

いきなり先に答えを言っちゃいます！！笑

結論としては、肉体労働で筋肉は付きます！！

ですが、もっと具体的にいうと、

引き続きその理由を解説していきましょう！

肉体労働者はみんなラクしていた！？

見出しにこんな書き方したら、「おいおい、何言ってんだ！？オレはラクなんかしないし、仕事で手は抜かねぇ」って怒られちゃいますよね！？笑

ラクをすると言ったら語弊がありますね、効率的に体を使っていると言った方が正しいかもしれません！

もっと噛み砕いて言うと、例えば20kgの荷物を10m先に移動するという作業があったとして、恐らく多くの方は両手で持てる状況なら両手で持つと思いますし、肩に乗せられるなら肩に乗せて移動するでしょう、持ち上げるときも反動を付ければ楽に持ち上げられますし、運ぶ量や距離が延びれば台車を使ったりもしますよね？このようにみなさん荷物の重量で体が疲れないように、全身をうまく使ってるんです。

筋肉を付けたい場合(筋力UPして重たいものが持てたり、筋肥大で体をデカくするのに）、このように全身をうまく使って、負荷を逃がすことはあまり好ましくなく、筋肉を付けるのに、丁度いい負荷になってないんですね。

筋トレの場合、特に筋肥大、筋力UPを目指す場合は、以前は持ち上がらなかった重量を持ち上げられるように負荷を少しずつ上げていく必要があります。これを「漸進性過負荷原則」と言いますが、10kgのモノを10回上げ続けるだけではだめで、その10kgを12kgにしたり、10回じゃなく12回に挑戦したりして初めて筋肉は付いてきます。

「肉体労働では筋肉は付くが、いずれ頭打ちになる」と言いましたが、これは漸進性過負荷原則に基づいています。肉体労働していて、最初のうちはキツイけど慣れてきますよね？キツイうちは筋肉も多少成長してるんです、でも慣れてきたころには筋肉は成長しなくなってるでしょう！

肉体労働で背中が大きくなる！？

肉体労働に従事しているみなさんは、どこの筋肉を一番使いますか？

腕ですか？足ですか？それともお腹ですか？

なぜこんな質問をしたかと言うと、使う筋肉が一番成長するからです。

私は背中を一番使っています、というのも仕事終わったあと背中が一番疲れてるんですよね。

私の仕事上、持ち上げたり、屈んだり、引っ張ったりといった動作が多く、これらは全て背中を中心に行われています。また、背中は上半身の中でも一番強いパワーを発揮します。私の周りでも背中が発達している方は結構います。また、腕が太い方もいます。

また、無意識のうちに、使いやすい利き腕で持ったり、作業しやすい体勢、姿勢で作業するなど、これらは左右非対称の体を作ってしまいます。なるべく左右対称に体は使ってあげましょう。

逆に肉体労働従事者で胸筋が発達している人はあまり見かけません。これは押す動作が状況的に少ないのと、押す場面でもポジションを移動して引く動作に置き換えるからでしょうか。また、押す動作が多く発生したとしても胸筋は使わずに手をついて、体重を乗せて、足で踏ん張って押すのが一般的でしょう。

私が筋トレを行う理由として、パワーはもちろんですが、それよりも外見的なカッコ良さを追求しています。やはり、体のアウトライン作りに大胸筋と肩の発達は欠かせませんし、背中といっても肉体労働では僧帽筋がメインに使われるので、厚みは出せても、広背筋、大円筋による背中の広がりを出すのは難しいんですよね。

さいごに

今後、ガテン系の仕事に就こうと考えている方は、仕事を始める前に少しでも筋トレで鍛えておくことをおススメします！筋トレで重たい重量物によるキツいトレーニングを行うことで、仕事中に重たいもの、キツい作業と対峙した時にメンタル的な余裕が生まれます。